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神戸の大型トラック事故 熊本から出発

全国のニュースでもお伝えしていますが、3日午前、兵庫県で大型トラックが乗用車などと相次いで接触し、川に転落した事故で死亡した大型トラックの運転手は、熊本県から荷物を運んでいたことがわかりました。

猛烈なスピードで坂道を下る大型トラックの様子を防犯カメラが捕らえていました。

この直後の午前8時すぎ、このトラックは神戸市灘区の市道わきの川に転落しました。

トラックはこの直前、対向車線を走っていた乗用車など3台と衝突し歩いていた男子高校生もはねました。

さらに、この事故の1分程前にも約600m離れた別の車3台とも絡む事故を起こしていたということです。

「僕は助手席に乗っていたんですけど後ろからクラクションのブレーキ音のようなものが聴こえてきた瞬間に(車が)回って気がついたらこのようになった」(事故に巻き込まれた人)
「すごい音がしました。どどーんって。これが子どもの登校時間だったら大変なことだったと思います。部品があっちこっちに飛んでいたので」(事故の目撃者)

この事故でトラックを運転していた50代の男性が死亡し、接触された車に乗っていた人や歩いていた男子高校生など10代から60代の男女7人が重軽傷を負いました。

死亡した男性は、玉名市の運送会社に勤めていて、運送会社によりますと男性は先月24日「病気で検査の予約をしている」と9日間の休暇を取っていて、仕事に復帰した2日、熊本から神戸に向けて出発したということです。

警察が事故の原因を調べています。

□熊本でも大型トラック事故

一方、3日は熊本県内でも大型トラックの事故が起きました。

3日正午ごろ、益城町の県道・通称「第二空港線」で熊本市方面に走っていた大型トラックが道路左側の街路樹に衝突。

大型トラックを運転していた人吉市の小村和志さん(59)が意識不明の重体です。